新型コロナウイルス感染症拡大の影響は「応募数」にも。中途採用活動の実態調査アンケート

新型コロナウイルス感染症拡大の影響は「応募数」にも。中途採用活動の実態調査アンケート


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新型コロナウイルス感染症の拡大が企業の中途採用活動にどのような影響を与えているのかを調査するため、株式会社ビズリーチでは2020年4月10日~4月13日の間、「ビズリーチ」を導入している企業を対象にアンケートを実施しました(有効回答数:347件)。調査の結果から、約3割の企業が応募数の減少に直面していることが分かりました。

新型コロナウイルス感染症の拡大前と比較した現在の中途採用活動の状況

「新型コロナウイルス感染症の拡大は中途採用活動の応募数にどのような影響を与えたか」を尋ねたところ、約6割の企業は「以前と変わらない」と回答しました。一方、変化があった割合を比べると、応募数は「以前より増加」(11.5%)した企業よりも、「以前より減少」(30.0%)した企業の方が多い結果となりました。

応募数の変化

創業年数別に応募数の変化をみると、創業年数が70年以上の企業では「以前より増加」と回答した企業はありませんでした。しかし、創業年数が70年未満の会社をみると「以前より増加」と回答する企業は一定数あり、さらに創業から年数が浅い企業ほどその割合が増加する傾向がみられました。

創業年数別 応募数の変化

中途採用活動における新型コロナウイルス感染症への対策

「中途採用活動において新型コロナウイルス感染症への対策として『電話面談・面接』を実施しているか」を尋ねたところ、最も多いのは「実施していない」(47.3%)となり、「実施している」は4割弱にとどまりました。

電話面談・面接の実施率

同様に、「中途採用活動において新型コロナウイルス感染症への対策として『オンライン面談・面接』を実施しているか」を尋ねたところ、最も多いのは「実施している」(62.9%)となり、実施率は「電話面談・面接」を大きく上回りました。

オンライン面談・面接の実施率


中途採用活動の今後の展望

最後に、今後の中途採用活動の展望を伺いました。短期的な展望については、最も多かったのが「変わらない」(50.2%)、次いで「縮小」(38.4%)となり、「縮小」と答えた企業の割合が「拡大」(8.9%)と答えた企業の割合を29.5ポイント上回りました。

長期的な展望についても、最も多かったのは「変わらない」(49.5%)となり、短期的な展望と同様、半数を占めました。しかし一方で、「拡大」(27.6%)と答えた人は、「縮小」(21.6%)をわずかに上回る結果となりました。

中途採用活動 今後の展望

調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査期間:2020年4月10日~4月13日
調査対象:ビズリーチ(https://bizreach.biz/service/bizreach/)導入企業
有効回答数:347件
※小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります

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著者プロフィールBizReach withHR編集部

先進企業の人事担当者へのインタビューや登壇イベントなどを中心に執筆。企業成長に役立つ「先進企業の人事・採用関連の事例」や、 事業を加速させる「採用などの現場ですぐに活用できる具体策」など、価値ある多様なコンテンツをお届けしていきます。